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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

ユニバーサルデザインそしてインターナショナル(その1)

ユニバーサルデザインそしてインターナショナル(その1)_e0002951_18431593.jpg昨日は以前よりブログでも書いていた、NPO法人わいわいネットなかまが主催される講演会ユニバーサルデザインの視点から「綾部デザイン」を提案するというタイトルで講演をさせて頂きました。講師紹介でいきなり「先日掲載された新聞で韓流スターと間違えた人がいました・・・」というフリをされて(あえて名前は伏せます...)、変に緊張してしまいましたが、たくさんお集り頂いた方々が、本当に真剣に聞いて下るのでこちらも真剣にお話させて頂く事が出来ました。予想より人は少なかったものの、20代前半の方から70才位の方まで、幅広くお集り頂き大変勉強になりました。この講演は手話をする方(二名)、要約筆記をする方(三名)が交代しながら、僕の話を耳の聞こえない方にも理解出来るようにサポートして下さいました。ですから講演者もテンポが非常に難しく、目の不自由な方、耳の聞こえない方にもご理解頂けるようにつとめるだけでなく、パソコンを使いながら、作品説明と講演の目的をしっかりと伝えないといけない、大変ハードで難しい講演でした。しかし手話の方、要約筆記の方々のお陰で、耳の不自由な方々にも「メモ」をとって頂けるだけの、内容をお伝えする事が出来ました。素晴しいお仕事だと感動しました。改めて有難うございました。
(写真はシンポジウム前の休憩の風景)



後半のシンポジウムでは、6人のパネラー(僕も参加)とコーディネーターの長岡治明さんで90分(間に休憩あり)行なわれた。テーマはこんなあやべにすみたいなぁで、パネラーは車椅子を利用されている方、福祉に携れている方、主婦の方、補聴器を付けている方等。いつもお世話になっている四方源太郎さんもパネラーの一人。内容はユニバーサルデザインを通して、将来の綾部を考えるというもの。綾部デザインは僕と源太郎さんで考えたものだが、やはり地方都市にも当然デザインは必要で、そのデザインとは「市民の主張から考えられた形態・企画」であって、これまでの行政主体のデザイン(都市計画)とは違うもの。さまざまな視点からの意見があって、予想以上に話の広がりも大きかったように思うし、非常に会場からの質問も多く、パネラーと会場が一緒になって、今後の綾部について考えられたのではないかと思う。その中でも福祉施設の研修で綾部に来ていた5人(一人は綾部出身者)の学生(21才)達と話が出来た事、意見が聞けた事が非常に嬉しかったし、綾部の人でない方も、将来的に綾部に住みたいからといことで、貴重なご意見を頂いた。
僕も正直ビックリしたが、会場にいる方の多くは手話が出来るという。所々で手話をしている方を見かけた。
講演は主催者やパネラーの予想を越えていい講演会で終わったし、僕の事務所のフライヤーも、ご年輩の方々にも持って帰って頂き、予想をこえる数の減少でした。有難うございます。
今日本当に良かったと思うのは、ユニバーサルデザインの視点で綾部を考えるこの講演の会場がある意味ユニバーサルな空間だったと思う。目や耳の不自由な方々や老若男女が一つの会場で、同じテーマについて認識出来た事、共感を持てた事。これが一番素晴しい事だと思った。
by atelier-bond | 2005-09-04 18:23 | 仕事 | Comments(0)