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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

世界の中心で、愛をさけぶ

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この風景を見て「アッ!」と思う人は、よほど観察力のある人か、何度もこのシーンを見た人だろう。この風景は昨年大ヒットした映画、世界の中心で、愛をさけぶのロケ地として使われた、香川県庵治町の風景。映画では主人公の二人が、ブランコに乗っていたあの公園から見た風景。実は僕はこの写真を撮った時は、映画を見ていなかった。ただ、綺麗な風景だなぁと思って写真におさめていた。奥の山が日本ではあまり見かけない形だとその時思っていた。もしかしたら、昔、庵治石の採掘をしていてあのような形になったのかな?
実はこの写真は先日香川県に行った時のもので、たまたま映画のロケ地が近かったので、連れて行ってもらった。まわりで映画を見た人が、「いい映画だった」というので、この風景がどのように映画の中で登場するのか気になって、今日初めて見た。



映画は確か現代から1986年を回想する構成でつくられており、庵治町は主に、1986年の街並として使われていた。映画で見ると、小道具やいろんな効果を使う事で、1986年の様に見えた。ちなみに僕は11才にあたるのかな?
この映画のキーポイントは「ラジオ、ウォークマン、カセットテープ」だと思う。僕も昔は、深夜にラジオを聞く事で、何か大人になったような、みんなの知らないような事を知ったような気になれて、毎晩楽しみに聞いていた事を思い出した。
「ウォークマン、カセットテープ」は、恋人同士の主人公が、交換日記の代わりにカセットテープに自分の気持ちを録音して、交換するのに使われ、ウォークマンはその頃、誰もが欲しかったアイテムだった。音楽をいつでも、どこでも、一人で楽しめるというその存在は、当時人々の気持ちに大きな影響を与えた。今では、電車に乗れば誰もが目にするかも知れない。
カセットに気持ちを込める感覚は、僕が今こうして、不特定多数の人に見てもらう為に書いている、このブログのようなものなのかな?
つまり、その時に見た風景や印象は、時が経ってもその人の心に深く刻み込まれてる。そして、今の時代があまりにも便利過ぎて、逆に1986年の方が魅力的に感じたのは僕だけだろうか?人に想いを伝える大切さ。今では誰もがメールで済ましてしまうところだが、たまに手書き特に筆で書かれた手紙等を頂くと、すごく丁寧に感じるし気持ちの伝わり方が全く違う。
風景もあまり変わり過ぎるより、多少昔を懐かしめる位の方がいい。
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この風景も映画の中に登場していたが、皆さんがこの風景を見て、どんな印象を受けるだろうか?
最初は、「映画のロケ地なんてそんなミーハーな」と思っていたが、もしかしたらここの風景に一番心を奪われたのは、この僕かも知れない。やはり、「百聞は一見に如かず」
by atelier-bond | 2005-08-01 01:25 | | Comments(0)