佳水園の庭
2006年 05月 26日
ちなみに左の写真の一番上に見える部屋に泊めて頂きました。
最高に素晴らしいロケーション。感謝感謝です。
この大きな岩の間から水が流れているのですが、その水は琵琶湖の疎水から引き入れているそうです。
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佳水園の玄関です。障子から漏れる光や、自然光や照明光をうまく利用して、自然な雰囲気を作っていますね。自分から偉そうに語る事はありません。
エントランスから見える景色です。キレイに手入れされたお庭です。写真の上の矢印が泊まったお部屋です。一番庭がキレイに見えるお部屋だったんです。感動です。
エントランスの一角にある飾り棚と書。実はこの書、川端康成が書かれたそうです。チャックアウト時で、掃除をされていたので、残念ながらお花は生けてありませんでしたが、ここにはどんなお花を生けられるのでしょうか?
実は迎え入れる人の為に計算されているってことじゃないのかなと
今初めて感じました。
素人が生意気な事を言いますが・・・。
中庭の景色を見てふと、いつか何かで読んだ(見た?)京都の「人をもてなす心」を思い出しました。
本当に素敵な体験でしたね。それを少しでも共有させて頂いたようで
私も嬉しいです。
ツマヨウジさんにはこういうことが仕事の糧になっていくんでしょうね!
最近ツマヨウジさんが連続で掲載されている佳水園の写真の数々に
わたくし、癒されております。はい。
今更なんですが、日本の庭園&建物&文化・・・等々、奥が深いというか、とにかく良いですよね〜♪
海外に住んでいると、外国人の方に日本の事を色々尋ねられる機会が多いのですが、その度に勉強不足を痛感しております(泣)
確かに、ここは「人をもてなすため」に造られています。
最近の建物(特に住宅)はそこが大きく欠けていると思うのですね。
驚きがあるとか、感動するとかないですよね。
設備とか外観とかにこだわり過ぎて、肝心な所が欠けていると思います。
こういう建築を見ると、憧れだけで終わってしまう方が多いのですが、
その気持ちが大切だと思うのですね。
そういう思いのこもった空間は、時が経っても決して飽きる事なく、住まい手の心に焼付き、それが思い出となり、自然な風景になっていくのだと思います。
そんな建築創りたいです。
確かに自分自身も年々その奥深さを感じています。
世間一般的に日本建築は「寒い」とか「使い辛い」とかいいますが、
それは時代相応に建てられたものなので、仕方ないと思いますが、
機能的な部分や設備的な面では現代では、万国共通になってきていますが、日本建築の良さというのは、「おもてなし」であったり、「四季によって風景が変わる」とか、他国にはない素晴らしい要素が沢山あります。
それを見ずして外観を「〜風」ばかりにとらわれるのは、非常に軽率だと思います。
時代にあった日本人の文化や心を大切にしていきたいですね。