心が通う仕事に
道具があっても活かせなければ意味がない
日頃学生に『立派なCGをパソコンで描けても建築家にはなれないぞ』と言います。その真意はパソコンとソフトを使って、よりリアルなCGが作れても、電気が使えない、パソコンがない環境では、図面を描くこともイメージを伝えることも出来ない。
しかしペンと紙で図面もかけて、理想とする空間のイメージが描け伝えられれば、設計は出来る。要は道具がなければ仕事が出来ないのはプロではないということ。以前から若手の職人にも同じ話をしている。丸鋸やインパクト、釘打ち機で早く仕事が出来ても、電気がなければ何も出来ないでは仕事にならないので、電気がない世界でも仕事が出来るように日々鍛錬しなければならない。
道具だけでなく知識も伴わなければならない
これから一緒に仕事をさせて頂く腕の良い、年配の大工さんがとある際に言った言葉。
『道具を過信するな!道具を揃えたら良い仕事が出来ると思っていたら怪我するぞ。』
と強い口調で言われた。非常に深い言葉で、自分の身に置き換えて襟を正さなければと思った。
現場での事故や怪我は、大抵起こるべくして起こる場合が多い。準備不足や体調不良や怠慢等。視野が広く持てない、冷静な判断が出来ない時に起こります。これまで何度も現場で事故や怪我を見てきましたが、どれも予測できなかったものはありませんでした。所謂『横着(おうちゃく)』をしている時に起こる。
職人さんの厳しいお言葉でしたが、そのお言葉の後も色々と面倒を見て下さったり、気にかけてくださる姿を見て、本当に仕事が好きなんだと思った。後世に残る建築も出掛けられている大工さんなので、現場をご一緒して少しでもその技や仕事を見て、本当のプロの仕事を改めて学びたいと思った。
今の時代、言葉で言わなければ伝わらないと言われるが、良い仕事は見れば伝わります。但し見る(見ようとする)目を持てば。仕事の準備、作業を行う所作、仕事を行う環境。本当に成長したいなら、上から降りてもらうより、下から這い上がった方が、より良い仕事、より良い環境になるに違いない。良い仕事を見ようとしないより、良い仕事を盗もうとする方が成長が格段に早いのは言うまでもない。"プロ"の仕事に於いては、言わないと伝わらないは言っても伝わらない。だから伝わる仕事に拘りたい。
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『ツマヨウジから建築まで・・・』
空間(住宅、オフィス、店舗、福祉施設、その他)デザイン、
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