人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

情報のない豊かさ

選択肢を増やすと無くなるもの







情報を遮断する

先日、田舎に借りている300坪の土地を草刈りした時、参加した友人が『この風景見てBBQしてるだけで、贅沢な気持ちになりますね』と言った。参加者のお子さんを預かって一緒にBBQして、何気ない会話を交わし、子供たちは気持ちを抑えられず敷地目一杯使って走り出す。

情報のない豊かさ_e0002951_14171130.jpg

仕事で打合せする時、クライアントが小さなお子さんを連れてくる。少し時間が経つと我慢ができなくなり、歩き出したり言うことを聞かなくなってしまう。子供なので当たり前だけど、その時決まって大人はスマホを与え、子供はYouTubeを見る。しかし時間が経つと飽きてしまい、結局また言うことを聞かなくなってしまう。

BBQをしていた子供たちは大人の手を煩わせず、子供たちだけで遊び方を見つけて元気に遊び、大人はゆっくり風景を眺めながら何気ない会話や時折吹く風を感じたり、空の鳥を眺めたり、気がつけば誰もスマホを手にしていないことに気がつく。この違いは何なのか?

情報のない豊かさ_e0002951_01515825.jpg

考える余裕があると感覚が研ぎ澄まされる。

街中にいると情報量が多く、喧騒から逃れるようについついスマホに手が伸びる気がする。田舎にももちろん音や視覚に入ってくる情報があるが、都会に比べると圧倒的に少なく、むしろ普段気にしない風の心地良さを感じたり、草や花に目がいく気持ちの余裕さえ出てくる。情報を遮断した方が普段使う感覚以外の部分が敏感になり、視野が広くなる気がする。

情報のない豊かさ_e0002951_02000673.jpg

想像する力が弱くなっている

設計を依頼されるクライアントや、コンサルティングでお世話になるクライアント、専門学校の学生に毎回『何をしたいですか?何を希望しますか?』と質問するのですが、9割以上の方はほぼ同じ回答が返ってくる。その内容はどこかの誰かが言った、誰でもいいそうな事。

住宅に置き換えると、
明るく広いリビング
使い勝手の良い家事動線
広い収納スペースで家の中をスッキリさせたい
など。

どこかの雑誌で見た誰でもいいそうなこと。ほぼ確実にどこのハウスメーカーでも謳っているようなイメージ。それ以外の要望を質問するとほとんどの方が回答に困り知りたい返答がなかなか出てこない。それをじっくり時間をかけて引き出し、想像を膨らませるのが自分達の役目だと思っている。だから打合せを始めて2〜3回は凝り固まった考え方を解すことに時間をかけている。

情報のない豊かさ_e0002951_02133027.jpg

思考を解放させ情報を減らす
例えば打合せやミーティングも、最近向かい合って行うと、意見が広がらない気がしている。元々会話や話すことが上手な人、プレゼンの上手い人は関係ないが、多くの人には打合せする場所や空間、そこから見える場所、打合せする席の向きさえ想像力に影響するのではないか?と思う。

情報のない豊かさ_e0002951_02182586.jpg

選択から創造へ

主観ではあるが、選択肢(情報)を広げ(与え)過ぎると人は選択できなくなる。

例えばクライアントに分厚い建材のカタログやサンプルを与えて選んでもらおうとすると、選び出せる人はほぼ居ない(普段クライアントに選んでもらうことはありません)。そして選ぶこと、選べない事はクライアントだけでなく、建築に携わる人でさえもなかなか出来ることではない。結局、情報の多くは不要で選択肢を広げても絞り込むこと、選択できる決断力がなければ意味がない。

現在多くの住宅はカタログやサンプルから選び組み合わせるものがほとんど。金物一つ作ることは少ない。全てを作る必要もないが、選ぶことしか出来ないより、なんでも創造出来る環境の方がより良くなり創造的だと思う。

多くの情報を与えるから選択できなくなり、情報と選択肢を減らすことで、感覚が敏感になり創造力が豊かになるのであれば、選択肢は圧倒的に減らすべきだと思う。何か新たものを生み出さなくてはならないのであれば、会議室は自然の中に設ける方が良いかもしれない。全員川や絶景のある方に向いて座ったり、大きなサークルを作って着席する方がより良い意見が出るような気がする。子供は選択肢を与えて選ばせるより、感性に従って自由にさせる方がむしろ大人の都合の良い子供になるかもしれない。大人も選択肢を与えられても選べないのであれば、子供はもっと自由が効かない環境を受け入れることは出来ない。都会50%田舎50%の生活が実現すれば、多くのストレスを減らすことが出来るかも知れないと、自然によって考えさせられる。









新築一戸建て、中古住宅リノベーションをお考えの方は京都、広島、九州、住宅デザインをご覧下さい。



その他店舗デザインもブランディングにもお応え出来ます。京都、福山、熊本、デザインをご覧下さい。









アトリエボンドの事業は京都府の承認を頂いた事業です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

『ツマヨウジから建築まで・・・』

空間(住宅、オフィス、店舗、福祉施設、その他)デザイン、
家具・プロダクトデザイン、広告デザイン、ブランディング、
アトリエボンドだから出来る!
『売上につながるデザインマーケティングセミナー』等(講師)

お問合せ先
設計事務所アトリエボンド
〒601-8439
京都市南区西九条開ヶ町125-1 メディナ東寺406号室
TEL:075-888-8948
FAX:075-888-3746

MAIL atelier-bond@muj.biglobe.ne.jp



京都base:京都府京都市下京区塩小路町524-1 708
福山office : 広島県福山市卸町10-11 アルゴリズム内
熊本soho:熊本県熊本市中央区九品寺5-6-1-311

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

by atelier-bond | 2024-06-09 01:25 | 休日 | Comments(0)