印象を操作する
印象を統一させる
講義3日目。まだまだ学生たちは用途の選択とコンセプトに苦しんでいます。まだ誰1人現地を確認していないため仕方ないことです。現地を確認するということは、単に物理的な調査ではなく、現地に転がっているヒントを探しに行くことも重要です。
どのようなエリアで、どんな人たちが住んでいて、何があり、どのようなものを提案すると喜ばれるのか?そのような情報を仕入れるためにも現地確認は重要です。
今回は店舗を印象付けるロゴマークやコピーについて。ひと目でわかりやすく、店舗を印象付ける印、そして店舗を表現する言葉。あまり細かく難しく説明しても理解しづらいため、簡単に説明しています。
Blackie(ブラッキー)というコーヒーをメインとしたカフェを例にしました。『Blackie』という店名は、エリッククラプトンが3本のビンテージストラトキャスターというギターを分解して、最良のパーツだけを組み合わせて組み上げたギターから付けられた店名でした。
またオーナーからも『コーヒーと音楽』というお店のテーマも伺っていたので、コーヒーと音楽をより強調し、それがお店の象徴となるロゴマークをデザインしました。
ブラッキーの『B』とギターのヘッドを表現するため5本の弦とコーヒー濃度のグラデーションを忍せた『B』。お酒とコーヒーが音楽を聴きながら楽しめる空間という意味を込めて『COFFEE & BAR in MUSIC』をつけました。ストレートな表現ですが、それがオーナーの意思を最もわかりやすく表現できるのではないか?と考えました。
京都市から電車で30分の亀岡市の住宅街の中にひっそり佇むお店。郊外ならではの敷地の広さを利用して、屋外空間を新たにデザイン。コロナ禍ということもあり、屋外で心地よくコーヒーを飲む空間を提案しました。
カウンターやテーブル席もあり、店舗との間の窓を全開すれば、20人は入れるライブ会場になります。これまで店内で少人数のライブをされていましたが、屋外も使えるため更に良い環境となります。
郊外のため、夜カフェとして利用出来るところも少ないため、カフェとバーとして利用出来るように、間接照明を使って印象的に。夜も音楽を聴きながら、心地よくコーヒーやお酒が楽しめます。
コンセプトを考える時、作文になってしまう学生が多いのですが、空間のデザインやロゴデザインなども含めたイメージを具現化する作業でもあります。『どのようなお店』で『どんな人が集まり』、『どのような体験ができるのか?』を考える必要があります。そのためにはこちらのイメージをしっかりと伝えるためにも、『印象を操作』しなければなりません。ロゴや空間デザインに一貫性を持たせたコンセプトが効果的となります。
これ以上に様々な事を考えて空間はデザインしなければなりませんが、少なくともこれらをキチンと具現化し、依頼者はじめ、訪れるお客さんにわかりやすくお店の考えや価値を伝える事が重要です。
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『ツマヨウジから建築まで・・・』
空間(住宅、オフィス、店舗、福祉施設、その他)デザイン、
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