もし身体の自由が奪われたら・・・
どんな家で暮らしたいだろうか?
『ある日急に身体の自由が奪われたら・・・』
自分ならどうするか?を考えて設計した住宅があります。
現実を受け入れられないだろう。
話すことは出来るのだろうか?
意志は持てるのだろうか?
いつまで続くのだろうか?・・・
そんな時『家(設計者として)』は何をしてあげられるか?
(自分なら)病院のような、施設のような家には住みたくない。
(人生を考えるなら)希望が持てる家に住みたい。
人との繋がりが欲しい
身体の自由が利かなければ、人のお世話にならないといけない。車椅子にも乗るだろう。
車は雨の日でも車椅子で乗り降り出来るように庇を大きく。
家の前では友人や家族、近所の人と交流が出来る場所が欲しい(ベンチなど)。

好きなものに囲まれて、自由に動きたい介護が必要だからと更に不自由になりたくないと考えるでしょう。
好きな色や好きなものに囲まれて、出来るだけ視野を広げたい(固定されたくない)。
理想は平屋かも知れませんが、市街地では難しいので、2階建てであればエレベータを使って2階にも行きたい。
ベッドに寝ていても空が見たい
恐らく1日の大半を過ごすであろうベットの上。
スリングと移動式ベット、車椅子で移動はできるが、寝ているだけでは退屈なので空が見たい。
流れる雲や太陽の位置の変化。もしかすると月も見えるかも知れない。
窓の外にある揺れる枝を眺めたり、もしかしたら花が咲き実が実るかも知れない。
室内に居ても時間や季節の移ろいを感じて過ごしたい。
お風呂の時間を快適に過ごしたい。
座れるかわからない、ずっとベットの上に居るなら、せめて気持ちよくお風呂に入りたい。
スリングと介助で浴槽に浸かることは出来ても介護用のお風呂では味気ない。
窓もあって風や外の気温を感じながらお風呂に入りたい。
好きなアートに囲まれたい
身体が自由に動くなら絵を描いたり、映像や洋服をデザインしたい。
2階にはなかなか行けなくても、2階には好きなものを詰め込みたい。
壁に絵を飾ったり、壁に映像を映したり、大好きなアーティストの曲を家中に流したい。

ギャラリーとして使ってもらう
自由に外に出られなくても、人が訪ねて来てもらえる場所になれば、社会とのつながりを持つことが出来る。
自由に働けないかも知れないけど、ギャラリースペースに出来れば、家が代わりに働いてくれる。
学生やプロを問わず共感してくれる人達の作品を展示して見てもらいたい。

何も特別ではない訪ねて来てくれた人はエレベーターで2階のギャラリーへ。
昼は太陽光で明るく快適に。夜は間接照明でアートや雰囲気を邪魔しない。
吹抜けには手すりのアッパーライトだけ。
1階から2階を見上げるので、上向に天井を照らす間接照明はとても優しい。


宿泊もできる2階ギャラリーの奥には畳の間があり、ミニキッチンもトイレもあるので、
遊びに来てくれた友人や家族が泊まって行くことが出来る。
もしかしたら民泊利用も出来るかも・・・。
将来SNSやネットを通じて出会った外国の人たちが遊びに来て泊まれるかも知れない。
そんな希望も自由に抱きたい。
家が代わりとなり、夢を叶える箱でありたい。
体の自由が利かなくても希望は持てる、自由に好きなことが出来る。
今、この住宅に住んでいる方がいらっしゃいます。
長年設計をやって来て、初めてクライアントから直接言葉で要望を聞かずにデザインした住宅。
言葉でやりとり出来なくても、その人の軌跡を辿れば見えてくるものがある。
もしかすると独りよがりなデザインかも知れないが、それでも精一杯その人に代わって考えることは出来る。
自分がもし身体の自由が奪われたらどんな家に住みたいか?何をしたいか?
親や家族はどう思うだろうか?言葉にする以上にいろんなことを考えてデザインした住宅です。
新築一戸建て、中古住宅リノベーション、店舗等デザインをお考えの方は各種デザインをご覧下さい。
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『ツマヨウジから建築まで・・・』
空間(住宅、オフィス、店舗、福祉施設、その他)デザイン、
家具・プロダクトデザイン、広告デザイン、ブランディング、
アトリエボンドだから出来る!
『売上につながるデザインマーケティングセミナー』等(講師)
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