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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

伝承

受け継いでいきます。






建築業界は人手不足で、職人になる若い人がなかなか増えず、現場では歳上の方や年配の職人さんに会うことが多く、特に大工、左官、建具という分野の職人さんに若い人は珍しい。

今回携わっているプロジェクトでも年配者が多く、特に竈を作って頂いている職人さんは5年以内に引退されてもおかしくない。大切な技術が伝承されず無くなっていく事が多くなるでしょう。

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そんな状況下で、本プロジェクトでは初めて竈をデザインさせて頂きました。竈造りはもちろん初めて。そして造って下さる職人さんも人生で2回目ということで、お互いの知識を集めて完成させました(ほぼ完成)。

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竈内部。写真正面に見える網は薪を載せて灰を落とす場所です。写真下側から薪を焚べて、右斜め上から煙を排出します。

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右斜め上から排出される煙は、煙突を通って外部へ。綺麗な円形に耐火煉瓦を加工して下さっています。

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竈は本来(黒)漆喰で磨きにしたり、タイルを貼って仕上げたり(各地で異なります)と、様々な仕上げ方がありますが、今回は『桜島溶岩』(一部輸入溶岩)を貼りました。火を扱い熱くなるので、溶岩は材料的に相性が良いため、こちらも初めて使用しました。
輸入溶岩の質感も良かったので、今回は混ぜてモザイク柄にデザイン。

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質感を大切にしたいので、目地なしで貼って頂きました。こちらは桜島溶岩。しっかり目が詰まっています。

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お米を売るカウンターには、鹿児島で古くから使われている加治木石を採用。加治木石は硬いのですが、気泡が多く断熱性と保湿性に優れているため、昔から焼酎蔵等の外壁に使われていました。






何とか初めて造った竈も完成し、造り方も左官職人さんにも教えて頂いたので、ある程度の造り方は理解しました。これから火入を行い無事に使えるかを確認します。次どこで竈をデザインするかわかりませんが、次の設計者か職人に伝えていけるよう、もう一度造り方を復習したいと思います。











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by atelier-bond | 2022-07-22 12:03 | ✳︎原田米店プロジェクト | Comments(0)