本質を追求する
学生に講義をするようになって10年。変わらず毎年伝えているのは、『リアルと向き合い、本質を追求する』ということ。毎回課題に敷地を設定しますが、学生には不便で面倒臭い場所にある、特徴のない街並み。
不便で目的のない場所に足を運ぶ学生は少なく、すぐにGoogle mapやネット上の情報だけで設計しようとします。だから内容に現実味がなく、社会性さえない退屈な提案になります。
コンセプトの組立やデザインまでのアプローチを自らの仕事を使って説明します。
例えば、米屋のデザインをする場合、プロであれば米屋を調べたり、気になる米屋に足を運んだり、米屋に付け加えたい要素が有れば、それを見に行ったり、実際敷地も見に行きますが、『調査』をする学生がかなり少ない。
Google mapやネットでは視覚的な情報は得られても、五感を通じた情報はなかなか入ってこない。数字化された情報はネットからでも拾えますが、現地で感じた情報や視覚的な情報も最新のものは現場にしかないので、やはり面倒臭くても現地に足を運ぶべきでしょう。現場を知らなければいつまでも建築を学ぶ事は出来ません。本質は現場でしか学ぶ事は出来ません。
現在進行中のお米屋さんのプロジェクトで作っている『竈門(かまど)』。左官屋さんが耐火煉瓦を積んでくれていますが、近年左官屋さんでも『竈門』を作れる人はかなり減っています。美味しいお米を食べてもらうためには、薪で炊くご飯が1番美味しいという事で、店内に『竈門』を作りました。
現地に足を運ぶのは設計やデザインの基本中の基本。リアルと向き合わずしてデザインは上手くなりません。課題の課題と考えず、いつでもプロとして活躍できるように、リアルと向き合い、本質を追求する習慣をつけてもらいたいと思います。
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「ツマヨウジから建築まで・・・」
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