地価ではなく価値
北は北海道から南は鹿児島(離島)まで、仕事で旅をし、その地域を一定期間見る機会が多いのですが、それぞれに素晴らしい良さがあり、次また来たいと思えるところがとても多い。
しかし一方でそういう風景というのはどこか寂しげで、賑わいのあった時代を彷彿させるところが多い。
先日非常勤講師で学生に街の賑わいについて話していた時、街の賑わいをどう取り戻すか?どうしたら活性化するかの話をしたとき、学生に言った一言が学生の腑に落ちたようでした。
街をリノベーションする
学生達がよく耳にするリノベーション。それを正確に言える者はいませんでしたが、本来のリノベーションでの意味『刷新する』の意味を話し、噛み砕いで『価値の転換』と話した時、学生達はより理解を示しました。
古くさびれた街をもう一度元の賑わいあった時代に戻すことは出来ません。街の価値の転換も必要ですが、価値観を見直す事も必要です。
より良いものは残して、変えなければならないものは、変えなければならない。しかし都心部と地方部でも土地に関しての価値観は変えなければならない。都市部は依然として地価は上昇や下降を繰り返すが、地方部はこれ以上地価が上がることはなく、寧ろ地価にこだわるより、風景や地形を守るための価値に拘らなければならない。その価値を地元の方々がどれだけ理解しているかが問題ではあるが、地域を守るため、未来に受け継ぐためには、地域の価値を見直す必要があると考えます。
これまで独自の視点でまちづくりやまちづくりのコンサルタントとして関わって参りましたが、今年もまた引き続きまちづくりに関わることになりました。街の価値を残し転換し、新たな賑わいが創出出来るよう、最善を尽くしたいと思います。
京都府亀岡市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。