街を新陳代謝させる。
今日は午後から振替講義。地域の活性化を絡めたスペースデザインの講義なので、毎年のことですが、なかなか学生から案が出て来ません。用途が決まった中でデザインするならともかく、デザインすることが目的ではなく、『賑わいを創出する』事が目的の課題なので、用途も決めなければならない、そしてどうすれば賑わいを創出出来るか?を考えなければならないため、学生達は大変です。
既成概念を捨て、本質を見る(見つける)
これは講師や大人に問題があるのかも知れませんが、講師の立場からモノを言う中で、『商店街が衰退した理由は・・・今の時代に合わなくなった』というような教え方は、活気のある時代の商店街を知らない世代には、商店街がどういったものであったか?もしかすると『商店街の方が今の時代に合致している』という発想が生まれるかもしれない。
これまでの価値が価値でなくなるのと同時に、一度失われた価値が時代を越えて、新たな価値となる事があるかもしれない。
商店街がどういうものだったか(身近な専門店の集合体)?何故商店街の多くが無くなったのか?これらは既成概念を捨てて、しっかりと本質を見なければなりません。
商店街の価値を転換するなら、新たな付加価値を商店街の元の魅力を活かすなら、何が商店街の魅力だったのか?をきちんと提起する必要があります。次の講義では更に踏み込んだ話ができたらと思います。
賑わいを創出するということは、人を集めなければなりません。人はまた集まる理由があれば集まります。お金を使わずに集める(公園のようなスペース)事も出来ますが、お金を頂いて人を集めるには、更に魅力的な価値や工夫が必要となります。そのことにどうしたら気付けるか?次回の講義が楽しみです。
京都府亀岡市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。