以前、築10年の住宅にお住まいの、住まい手さんからご相談頂き、大手術の様なリノベーションをした事があります。施主のお母様から『ここは有名な宮大工さんに頼んで建てたんですよ』と言われていたのですが、どう見てもそんな住まいに見えず、解体するととんでもない欠陥住宅でした。
欠陥住宅をリノベーション
こちらの住宅の欠陥は、
○雨漏り
○白蟻
○構造材の違法な欠損
その他細かな点でも欠陥があり、10年しか経っていないのに酷い状況でした。
10年でここまで!
因みにこの写真は3階まで通っている、通し柱です。
雨漏りと白蟻でこんなことになり、腐って膨張して外壁を押してしまい、外壁が反り出すまでに。
徹底的な調査
外壁、屋根、床、全てバラして欠陥部分を確認。そして構造設計に回し、構造計算した後、基礎から柱、梁を補強し、外壁も全てやりかえました。
超難問!
そして住まい手からの希望として、
この欠陥住宅をスキップフロアにして欲しいという超難問を頂いてました。構造担当者と何度も打ち合わせを重ね、強引ですがスキップフロアにする方法を見つけ、建て替えせずにコストを抑えてリノベーションすることになりました。
不足も補いました。
断熱も全く足りてなかったので、雨漏りによる漏水でボロボロになった断熱材を交換して、スキップフロアにするだけでなく、安心にそして快適に住んで頂ける工事にしました。
リノベーション後の住まい。
以前とまったく形を変えて、新築した様に綺麗になりました。北向の3階建てですが、明るく住んで頂けるよう様々な工夫をしました。
スキップフロア
もちろんスキップに仕上がっています。リビングとキッチンは同じレベルに。ダイニングのみ一段下げて、階をズラしました。
非常に複雑なスキップフロア
下から見上げるとこんな感じです。階段は鉄骨で作り、非常にアクロバティックなスキップになっています。多少工期はかかりましたが、建て替えするより無駄なコストを使わずに完成しました。
スキップフロアは通常の建て方よりも、構造の負担がかかりますし、費用も割高になりますが、狭小地では階をズラすことで上下に視線の抜けが出来て、広がりを感じられます。今回の様にリノベーションで無理やりなスキップフロアはあまりオススメしませんが、出来なくはありませんし、もちろん安全に安心してお住まい頂けます。戸建てのリノベーションは技術も必要ですが、経験豊富なアトリエボンド にお任せ下さい。
京都府亀岡市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。