これから考えなければならないこと
オフィスワークからリモートワークが主流となりつつある中、それが本当にこれからの主流であるのかどうかという判断は、慎重に行わなければならないと思う。
主流になりつつあるものが、必ずしも主流になるとは考えにくい。飲食店が店内飲食から、持ち帰りに移行しているが、それが主流になるかと言えばそうではない。
アトリエボンド のクライアントも、こんなタイミングでもいくつかの店舗は前年比30%超える売上を出している。それは単に持ち帰りに移行したからではなく、戦略的に持ち帰りを狙った結果であり、これまで店内飲食のお店がいきなり弁当を売っても利益率や原価率も違い、なかなか利益には繋がらない。
先月完成した既存店舗の屋外テラス。これは昨年からご相談を頂いて、環境を活かし心地よい屋外空間を作ることで、当初より持ち帰り需要を掘り起こすことを考えてデザインした結果、昨年以上の売上を出しています。
どんな状況下でも売上を上げ、利益を出す店舗はあり、そこには戦略的な計画があってのことだと思う。
最近の地方都市を見ると、駅前開発やそれに伴う既存エリアの再開発が目立つが、大抵は人が入っておらず賑わっていない街が目につく。これらは開発側の提案が既に受け入れられていないと言うことと、その裏には地価の上昇や建築費の高騰に伴い、テナント料や賃料の高騰し過ぎて、地元で入れる企業や店舗がなくなり、どこを見ても同じ店、同じ街(作り方)というのが原因であると考えられる。
どこかの都市で成功したからという開発は必ずしも他で成功するとは限らない。またエリアマネージメントという言葉をよく耳にするが、エリアの価値を上げるという本質はどこなのか?
これまでは地価が上がる=街の価値が上がる
だったかも知れないが、これからは賑わいがあり、活気があり、利益を出せる街が価値のある街ではないかと思う。
大企業しか出店出来ない街は、これからの時代都市としてのの価値を下げてしまう理由になるかも知れない。不況下でも賑わいが出せるお店や利益を出せる企業や店舗が集まる街が、これから求められる街になるのだと思う。小さな店舗を作る時も、そんな街を意識してデザイン・ブランディングしています。
京都府亀岡市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。