コンセプトのコンセプトは意味がない
何を体験出来るか?
今日は中央工学校OSAKAで非常勤講師の日でした。卒業制作も大詰め。いよいよ年内もあと2回。年明けになるともう時間が一気になくなり、ただただ時間に追われる毎日になります。学生たちはコンセプトでどうしてもつまづきますが、コンセプトは重要ですが、コンセプトを作ることが重要ではなく、『何が作りたいのか?』を徹底的に考えることが重要です。

体験すること
写真は以前デザインさせて頂いた和尚さんのカジュアルウェアブランド、オショカジbon.さんのショールーム。ここにある什器とそのコンセプトをデザインさせて頂きました。門のように見える什器は『界kai』と言って、お寺の門をイメージしてデザインしました。高さが低くなっていますが、これは自然に頭を下げてここを潜って頂くことを意図しており、そしてこの什器は展示会にも出展するため、持ち運びが出来ることを目的としています。畳めば薄く軽い屏風のようなもの。組立てるとお寺の門。お寺の雰囲気を疑似体験出来る什器を意識してデザインしました。

歴史や文化からヒントを得る
日本の着物は着ると華やかで存在感がありますが、畳んで小さくすることが出来、引っ越ししても嫁入りしても持ち運ぶのに不便がない非常に考えられた優れものです。そういう着物に今回はヒントを得て、折りたためて持ち運び出来る什器をデザインしました。写真の板の下にある黒い什器は『礎』というのですが、これは先ほどの『界』のキャップになります。送るとき個数が分かれると料金が割高になりますが、『界』と『礎』が一緒になることで、荷物が一つにまとめられます。
学生たちはどうしても『モノ(ハード)』を一生懸命作ろうとして、中身がないのでコンセプトを聞くと『そんなところに誰が行くの?』と思うような用途を作ろうとします。そしてコンセプトが重要というと、必死でコンセプトを考え、考えすぎて何が言いたいか?わからなくなっている人もいますが、コンセプトは重要ですが、コンセプトのコンセプトを考えようとするとそれは全く意味がありません。人が訪れたくなる魅力的な空間はコンセプトを語らずとも感じられるモノです。そういうコトを考えなければなりません。それを教えるのも体験するのもなかなか難しいですね。諦めずにしっかりと教えて参りたいと思います。
京都府向日市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。
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「ツマヨウジから建築まで・・・」
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