価値あるもの
一生懸命残しています。
今日は福山市の店舗の現場監理。 80年を超える古民家のリノベーションと同時に、この古民家の将来を考えながら、クライアント様とどうやって残していくか?を同時に考えています。

技術も残す。
大袈裟かも知れませんが、建築現場の職人の技術はどんどん失われつつあります。無くなっていく理由は、それを活かす現場がなくなっているからです。簡単に何でも機械で作られたり、既製品を使うだけの現場の中で、確実に貴重な技術は衰退し始めています。

魅力を残す。
長い路地を通り抜けると・・・、その先には何があるのか?昔の家はただ住むだけでなく、機能と同時に粋な風情もありました。茶室の露地や町家の露地。あえて見せたいものがあるから、感じてほしいものがあるから路地を作る。今回もそんな理由で路地を創りました。感じてほしいもの、見てほしいものがその先にはあります。

古い道具を残す。
こちらの古民家は以前の家主さんから購入されたのですが、その家主さんが使わないからと置いて行かれたものの中にお宝ものがありました。昔の水屋や道具入れに使っていたような木箱。今ではなかなか目にすることが出来ないものもあります。こういった古いものを手入れして残すことも大切なことです。これから何に使えるかを考えます。

柱や梁、壁を残す。
古民家改修は流行などではなかなか出来るものではありません。残すならそれなりの金額と覚悟が必要です。柱や土台はボロボロ、壁も土が落ちてボロボロ。お金を掛ければ良くなるのはわかっていますが、限られた金額の中でどういう風に残すか?このディレクションが非常に難しいのです。今回は客席部分はほぼそのまま残し、厨房部分や機能的に残せいない部分は出来るだけ空間を損ねない素材を使って残します。
先人から受け継ぐというのは責任のあることです。簡単に壊すことはできますが、壊してしまうとその建物の歴史はそこで終わってしまいます。建てるより残す、これが最も本当に難しい。今の建物は古くなったら壊す風潮がありますが、昔の建物は建物に手を入れて建物を残してきました。捨てる方向から残す方向へ。建物が受け継がれるようになると、もっと日本の技術や文化、伝統も受け継がれるのではないでしょうか?そういう世の中であってほしいです。
京都府向日市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。
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「ツマヨウジから建築まで・・・」
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