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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

南丹の家の竣工写真

シンプルを追求した住まい













大きな黒壁がもたらす明るい室内

京都府の真ん中に位置する南丹市で竣工した住宅の竣工写真。黒い大きな壁が特徴ですが、この壁のおかげで内部が開放的で明るい住まいとなりました。


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大きな壁と細長いスリット

大きな黒い壁と建物本体の間に意図的に段差を設けて、その中間領域がもたらす室内への影響がどんなものになるのか?当初から楽しみであり、心配な部分でもありました。


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大きな黒い壁の意味

南西に位置するこの大きな黒い壁。この壁があることで、本来入ってくる南側の光が遮断されてしまいます。しかし今回はどうしてもこうしなければならない理由がありました。


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廃墟のような倉庫と向き合う住まい

目の前が肥料の工場なのですが、現在はほとんど使われておらず、駐車場として使われている廃墟のような建物。クライアント様はここに住むにあたって、どうしてもこの工場を見ながら生活したくないということで、この工場をいかに視線から消しつつ快適な住まいを獲得するか?そこから出てきた回答がこの黒い大きな壁でした。この壁の上部からは光を、側面からは風を取り込んでいます。こちら側のファサードはあえて廃墟と同じようなデザインにしました。


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囲まれているのに明るい室内

室内に入るとベニヤ板を多用した開放的な空間となっています。無駄を省いているのでベニヤ板を一発で施工できるように考え、ベニヤの持つ力強さと優しさを併せ持つような空間構成としています。


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クロス以外の選択肢

最近はほとんどの住まいでビニールクロスが使われていますが、ベニヤ板でもしっかりと内装材としても役に立ち、しかもクロスと違い汚れにくいので、長く綺麗に保つことができます。クロス以外の選択肢としてベニヤを検討して頂いても十分住まいとして成立しますよ。


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シンプルな生活

建物をシンプルにするということは、生活もシンプルになり、全てにおいてコストもシンプルになります。シンプルというキーワードで成り立つ住まいを考えました。


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ベニヤが創り出す力強さ

元々ベニヤに使われる木は大木が多いので、木目が大きく力強い印象を持ちます。今回のプロジェクトもその力強さを強調したデザインとなりました。廊下越しに並ぶ本棚や扉も全てベニヤを使用しています。光を奥まで届けるため、明かりを反射させるために1階の天井は白色ですが、2階は見える部分のほとんどがベニヤ板です。不思議と木の中に包まれているような印象を受けます。


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穴蔵のような心地よさ

南側を壁に囲まれても明るいのは、ハイサイドの窓や黒壁で出来た中間部の透明な屋根や、トップライトからの光が差し込むため、曇りの日でも非常に明るく気持ちのよい住まいとなりました。トップライトから差し込む光は穴蔵にいるような心地よさがあります。穏やかな光が差し込みます。


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子供部屋は立体的に

アトリエボンドでは子供部屋をあまり大きく作りません。いずれ大きくなり巣立っていくことと、家族が一緒にいる時間をたくさん作ってあげたいため、寝室は小さく作ります。しかしお子さんだって快適でないとなりません。そこで、子供部屋は基本的に立体的に作ります。今回は上棟した段階で完成するロフトを作りました。なので、面積が増えてもローコストに仕上がります。


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お風呂もシンプルに快適に

お風呂は快適な方がいいですよね。あえてユニットバスを使わずにオリジナルのバスルームを作りました。白い部分はFRP防水をそのまま使い、浴槽はホーロー。壁と天井はヒバ材を使いシンプルに仕上げています。水回りはカビが生えたりすることからシンプルに作るのが一番。お風呂が嫌いだったお子さんも、広いお風呂で毎日楽しんで下さっています。


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壁の隙間が作る光と風

壁を建物より1m離したことで隙間ができ、そこに透明の屋根をかけ、壁には格子をはめ込み、屋根からは光を格子からは風を生み出し、建物の中を駆け抜けていきます。非常に風通しの良い明るい住まいになりました。


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生活が街に彩りを添える

夜になると住まいの生活光が隙間の透明な屋根を通じて、外に光が漏れます。あたかも間接照明が外部に仕込んでいるようなそんなファサードになりました。大きな壁で中が見えないからこそ見えてくる光。生活が街に彩りを添えました。















当初クライアント様もベニヤを喜んで受け入れて下さっていた訳ではありませんが、今では汚れが目立ちにくく、優しい表情をしているので、全部の壁に使っても良かったと言って下さいました。ビニールクロスでは表現しきれない表情。そして何より経年変化を楽しめるのがいいですね。時間が経てばそれなりの深みが出てきて、味わいのある住まいになります。シンプルだからできるデザイン。シンプルだから出来る生活。そんなシンプルさを追求された住まいとなりました。















京都府向日市を中心に全国で新築一戸建て住宅、中古住宅のリノベーションデザインをしています。大阪や関西はもちろん、全国各地で住まいづくりのお手伝いをさせて頂いております。



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by atelier-bond | 2016-06-04 23:19 | ★南丹の家 | Comments(0)