熊本の街の被害状況
2016年 04月 28日
熊本の街の被害状況
熊本市に入りました。なかなか来れなかったのが辛かったのですが、ようやく入ることが出来ました。そして状況は報道で伝えられているより深刻ではなく、徐々に街は復興に向かって動いています。

街のいたるところに
負けんばい熊本の合言葉が貼ってありました。

数少ない街中の倒壊現場。
大きく倒壊が見られない市内ですが、こう言う建物の倒壊が一部で見られますが、全体的に地味に被害を受けているため(表面的にはわかりにくい)、これからの復興に向けての支援が届くのか?不安が残る被害の受け方をしています。

キャッスルに嫌なひび割れが
ホテルキャッスルの壁に嫌なひび割れが入っています。基本的に×印にひび割れが入るのは、あまりことではありません。それが建物全体に入っているのを見ると、ホテルキャッスルの被害の深刻さがわかります。

熊本大神宮も倒壊
熊本城のお膝元にある熊本大神宮。立派な社殿が熊本城の石垣の崩壊に巻き込まれ無残な姿に。これは非常にショックな光景でした。

武者返しも倒壊
熊本人の誇りでもある熊本城と熊本城を支えている石垣の『武者返し』それらが無残にも崩れてしまいました。熊本城は一体が進入禁止となっており、中の状況は全くわかりません。熊本人の誇りだけに早く復興して頂きたいと思います。

悲しい天守閣
熊本の街のいいところは熊本城の天守閣が至る所から見られたことだったのですが、今回はそれが逆効果になっており、力強かった天守閣の鯱鉾がなくなってしまい、少し弱々しい表情を見せていました。熊本の誇りを早く復活させて頂きたいです。

街に活気が戻ってきています。
ショックな出来事もありますが、熊本の街は確実に復興に向かっています。一部まだ復興できない状況の場所もありますが、それでも街には人が戻って来ていて、賑やかさを取り戻しています。地震以降の希望が見えて来ました。
今回の地震で大きなダメージを受けてしまった熊本ですが、深刻な状況は終わり、これからは復興に向かって動き出します。少しでも多くの観光客の方に来て頂き、熊本の名物を食べてもらってさらに賑わいが戻ればと思います。ボランティアの方もそうですが、観光客が必要です。まだ宿泊施設がありませんが、日帰りでも近郊に宿泊してでも熊本に来て頂けたらと思います。熊本の皆さん、頑張りましょう!
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