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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

こども達のために照明を考えよう。

昔に比べて目が悪いお子さんが多くないですか?











正確な根拠もないお話ですが、体験として想う話です。

なので、共感しないと思う方は信用して頂かない方がいいと思います。
普段生活していても、幼稚園や保育所位の年齢のお子さんが分厚いレンズの眼鏡をしているのを見かけたり、小学生が当たり前のようにコンタクトをしているのを目にすると、『何故こんなに小さいのに目が悪いのか?』と思う事があります。設計の仕事をしていて思うのですが、大抵設計前の家にお邪魔すると、大きなシーリングライト一灯で、大きなリビングの灯りを確保されています。しかも蛍光灯で。その多くの理由は、

●シーリングライトが普及した頃は、それが明るくて流行だった。
●予算的に何灯も付けるより一灯で補う方が経済的。
●特に考えていなかった。

特に蛍光灯は目に感じない早さで『点滅を繰り返している』ため、知らない間に目と脳が疲れてしまうと思うのです。最近話題のブルーライトと同じ考え方です。


照明は必要な所に必要な明かりがあれば良い。

良くクライアント様から『暗くないですか?』と照明計画の際に言われる事がありますが、蛍光灯一灯の生活に慣れて来ると、アトリエボンドでご提案する照明が暗く感じられます。しかしアトリエボンドでも蛍光灯を使う場合や、光が強い照明を使う場合がありますが、以下の事に気をつけています。

◯必要な場所に必要な明かりを届ける。
◯まっすぐ見て光源が目に入らないようにする。
◯蛍光灯を使う場合は、出来るだけ間接照明にする。
◯ライトコントロール(調光)する。

という最低限の考え方で計画します。


こども達のために照明を考えよう。_e0002951_0552465.jpg

目に光源を入れない

ダウンライトは好きで使いますが、使う時は出来るだけグレアレスのものを採用します。これによって、強い光でも目には入らず、対象物のみを照らす事で、目に優しい空間となります。写真でもわかるように、真ん中にグレアレスのダウンライトでテーブルの上を照らし、サイドの間接照明で白い壁に蛍光灯の光を反射させて、優しい光に転換しています。


こども達のために照明を考えよう。_e0002951_056780.jpg

LEDがいいと言う理由は経済的だからというだけ

最近LED照明がより経済的な金額になって来たので、採用する事も増えて来ましたが、更に気をつけないといけないと感じるのは、LEDの光は蛍光灯よりカタイ(シャープ)?。最近コンビニエンスストアに入ると、LEDの光で目が痛い時があります。LEDの光はとても強いので、照明器具の選択を誤ると、非常に目が疲れる空間になります。最近では眩しくないものも増えて来ましたが、昔の電球などに比べると、まだまだ光が強いので、眼精疲労の原因にもなりそうです。特にお子さんの目は大人よりも弱いので、照度には特に注意が必要です。やわらかい光が作れるように工夫が必要です。『明るくないと目に悪い』は、過去の誤った知恵だと思います。照明器具と配置にも気をつけましょう。


こども達のために照明を考えよう。_e0002951_0561950.jpg

『眩しくない』位がちょうどいい。

明るい!と思うと照度的に強いと思います。むしろちょっと暗い?と思うくらいの方が絶対にいい。それは、暗いと思えばそこに『一時的に足せばいいから』。写真は福山市のインテリアショップアルゴリズムさんのショールーム。ダイニングテーブルの上に大きなペンダントライトがありますが、全体的に見て少し暗いと思われるかも知れません。しかしこれ位差があるのがいいと思うのです。食事をする時は、食卓にある程度の照度があればいい。でも周りが暗くて、その差が大きいのも良くないので、これ位の差がちょうど良いのです。


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シーリングライト1つの空間での読書が一番目に悪い!

大きなシーリングライトの下で宿題したり、本を読んだりしていませんか?それが最も目に悪い環境です。シーリングライトの灯りは一見明るく見えますが、本や宿題をするには少し足りないので、本を読んだり、宿題する時にはデスクライトやスタンドを活用する事をオススメします。写真もアルゴリズムさんのショールームですが、こうしたソファの横にスタンドやコーナーを照らして、間接的にその場を他の部分より明るくするだけでいいのです。勘違いしてはいけないのが、暗闇でデスクライトなどの強い光だけで本を読む事です。それも眼精疲労や不眠の原因になります。なので、空間全体はほんのり明るく、必要な部分に必要な量の光を作りましょう。





アトリエボンドのクライアント様には、小さなお子様がいらっしゃる場合がほとんどです。小さなお子様の将来を考えると、照明計画を安易に費用的な問題だけでは片付けられません。そしてそういった誤った照明計画は大人にも影響をもたらすので、一日の疲れをとるのにふさわしい照明計画と、空間をご提案して参りたいと思います。











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by atelier-bond | 2014-09-13 23:54 | 想い | Comments(0)