NY2日目。
2014年 05月 28日
豊かな街にはアートとデザインがあります。豊かだからアートとデザインがあるのかも知れませんが、デザインやアートがあるから人は、街は豊かになるのかも知れません。

今日は朝食を終えて、マンハッタンから少し離れたクィーンズという街に行きました。自動車の修理工場が多く、その他は住宅や集合住宅からなり、マンハッタンとは違って、人々の生活を感じられる街であり、少し怖いなぁという印象を持ってしまう場所でもあります(実際は怖くはないのですが、壊れた車などから感じる印象)。そんな中に目指す美術館があります。レンガとコンクリートブロックのシンプルで一見工場のような建物。

『the NOGUCHI MUSEUM』。あの彫刻家イサム・ノグチ氏の美術館です。この『noguchi』のフラッグが目印です。

入口はこんな感じです。実は15年前にも来ているのですが、その後すぐに改修工事が行われ、新しくなったミュージアムは今日が初めてです。あまり大きく以前とカタチは変わっていませんが、キレイになっていました。

ここは日本から創作活動の場をアメリカに持って来たイサム・ノグチが創作活動の場として選んだ場所であり、それで建物等も大きく手を加えられず、キレイにされただけのようです。このミュージアムで最も好きだった場所。香川県の牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館のイサム家の竹林を思い出しました。大好きなイサム家の竹林を思い出すために植えられたのでしょうか?こちらも非常にいい空間となっていました。(撮影可)

周辺が自動車整備工場や大型トレーラーが走る場所とは思えない位、静かな場所です。囲まれているにも関わらず、大量の光を感じる事の出来る豊かな空間となっています。そして以前はなかったカフェが併設されていました。イサム・ノグチは家具や照明も創っているのですが、その家具や照明に囲まれ、また同時代に刺激を受けた剣持勇やチャールズ・イームズの家具も一緒に置かれ、非常に贅沢な空間でコーヒーを頂きました。

そしてクィーズを離れ、マンハッタンに戻り、イタリア人の多い地域ノリータへ足を伸ばし、有名なカフェやお店を見て回る中で、ひと際目立つ建物がありました。NEW MUSEUM of Contemporary Artの建物。これは日本の建築家SAANAの作品。非常に面白い建物で、各階が積み木のようにズレて配置されているようなデザイン。それぞれの階でそれぞれのスペースを活かした展示が出来るよう工夫がされていました。残念な事に施工レベルも高くなく、思った以上に見せ場が感じられず(外観に反して)、残念な部分も感じましたが、さずがに中に入っている作品は非常にレベルが高いですね。面白いインスタレーションの数々を見る事が出来ました。こちらも撮影可でした。

そして同じくノリータを散策していると、気になる家具が展示されたショップ『norwegian icons』ノルウェー出身の有名なデザイナーや作家、クラフトマンの作品が、一同に展示され手に取って見られる素敵なショップです。こちらのスタッフの方には非常に親身に話を聞いて頂き(拙い英語で)、色んな事を教えて頂きました。東京にもあるようなので、お近くの方は是非!オススメです。

そして今回、ある意味一番行きたかったコム・デ・ギャルソンのNY店。こちらのショップが出来たのはもうかなり前なのですが、その前衛的なデザインに当時建築雑誌で驚きを隠せなかったことを今でも覚えています。近未来的なトンネルを抜けて店内に入る。そんな憧れのショップでしたが、残念ながら閉店時間だったようです。改めてリベンジします。

そして2年程前に完成し、完成当初から現在まで、NYで最もホットなスポットとして注目されている『THE HIGH LINE』。もともと鉄道が通っていた線路とその跡地を解体撤去せずにそのまま市民の憩いの場として、空中庭園のような遊歩道になりました。ガーデンがあったり、ベンチがあったりと、運動する人、本を読む人、デートする人など、様々な目的に対応出来る素敵な場所です。この鉄道の汚い(その当時)モノを壊さず活かそうとする発想が素敵ですね。壊すのには非常にお金がかかりますが(ビルの合間を縫っているため)、こうして後を公園にするとその費用は恐らく比べ物にならないでしょう。そしてその周辺にも話題のスポットが沢山出来ています。今後も非常に注目度の高い場所となりそうです。
このようなカタチで、誰がどう作ろうと思ってこうなったのかはわかりませんが、NY市民の間に『こう住みたい』という強い現れを感じます。非常に狭いマンハッタンに息が詰まりそうな程、高層ビルが立ち並ぶのですが、意外に広さを感じ開放感があります。それは街の至る所に作られた公園や教会、大きな通り等が『都市の余白』としてうまく機能しています。確かに日本の街中の方がゴミが落ちておらずキレイではありますが、街の見た目の部分では遥かにNYの方が美しく、印象に残る部分が多いですね。このある意味『心の豊かさ(みんなで作るルール)』みたいなモノが日本にもあれば、看板やマンション、駐車場で埋め尽くされた街並にはならないと思います。そういう意味でもアートやデザインの影響は非常に大きいという印象をうけました。
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