大人の社会見学〜ホーロー浴槽〜
2012年 10月 10日
一生に一度の住まいづくりだから、住まいづくり自体を思い出に残るイベントにして頂きたい。
そんな想いで、アトリエボンドの住まいづくりは、出来るだけ多くの人との関わりを持って頂きながら、『みんなで創る』をキーワードに、住まいに使うものを出来るだけたくさん見学して頂いております。ショールームだけではもったいないと思うので、生産している現場を見て頂いております。

広島県にあるホーロー浴槽のメーカーである大和重工の工場に見学に行きました。

工場長の大前氏のご案内で工場内の工程全てを見学させて頂きます。大前氏には以前もお世話になりました。

以前はこれだけ多くの色の浴槽を生産されていました。

鋳物ホーローの浴槽はまず材料である鉄が重要!一日に数回材料の品質検査を行うそうです。厳重に管理されています。

大きな釜の中には鉄鉱石等の鉄の原料が1000℃以上の温度で溶けています。この状態でもかなり熱いです。

鋳物ホーローの浴槽は鋳物とガラスで出来ており、80%以上リサイクル可能なので、環境にも優しい浴槽なのです。鉄とガラスは比重がちがうので、ガラスは表面に浮いて分離します。

釜が開くと恐ろしく高温の熱風が顔を刺します。温度計で温度を測って下さっています。

1507℃。想像を絶する温度です。

場所を移して型の中に先ほど溶かしていた鉄を流し込みます。30秒で流し込まないと製品にならないため、時間との戦い!非常に危険な作業です。

一気に大量に入れると炎が上がります。離れていても熱が届きます。時折火花も飛んできます。

型は砂とビニールのシートで真空にして造ります。このシートに耐熱塗料を塗って鉄を流します。

こんな感じで高温の鉄を近くで流し込みます。本当に危険な仕事です。

試作模型を作っている所。特注オーダーにも対応して頂けます。丁寧に造られています。

鋳物の素地のままの浴槽が出来上がりました。

型に流された鉄のバリをとっています。

バリをとりながらカタチを整えています。

ホーローは鋳物にガラスの膜を作るのですが、陶芸と同じで釉薬を塗って焼きます。その釉薬を調合しています。

ホーローの場合粉上のモノを直接ふりかけ焼きます。

大きな釜に投入して焼きます。釉薬を塗って焼いてを基本的に3回繰り返します。

人の手によって丁寧に振りかけます。釉薬が溶ける温度で振りかけないとキレイな表面になりません。この作業が最も難しく重要だそうです。

焼き上がってくるとこのように真っ赤に熱せられています。

ホーローにも色んな種類があり、それを薬品等を用いて強度試験を行っています。鋳物ホーロー浴槽は薬品に強く、海外のホーローは薬品によってガラス面が犯され、中の鉄が見えています。ここが違いです!

鋳物ホーローの特徴が書かれています。

鋳物ホーローは金属に強く、10円玉で引っ掻いても傷がついたように見えますが、

拭き取ってみると・・・。

傷が消えました。ただし、砂や砂利には弱く薄らと傷がつきます。

こんなアールの製品もキレイに仕上がります。まさに工芸品です。

鋳物ホーロー浴槽の切断面です。もちろん断熱材も吹き付けられています。

発砲ウレタンを吹き付けています。塗り終わるとキレイにモコッともりあがります。余分な部分はあとで切り取ります。

仕上がった浴槽。今は3種類が主流のようです。

今回のクライアント様は真ん中の浴槽を選ばれました。

またこのような石目の鋳物ホーローも作れるそうです。

複数の釉薬を塗り分ける事で、このようなキレイな石目の鋳物ホーローとなります。非常に高い技術を持った会社です。
家を建てる、家を買うという行為は一生に一度、また家は一生に3回は建てないと納得出来るものにならないと言われていますが、意外に簡単に購入したり、建てたりしていませんか?こうして自分たちの住まいにたくさんの方が関わって下さり、高い技術によって守られているということを知るのも大切な確認作業だと思っています。簡単に手に入れたものは簡単に作られています。一生懸命確認作業をして頂くと、関係者全てが証人です。みんなで確認作業を繰り返す事で、安心・安全な家を手に入れる事が出来ます。今回のクライアント様は、新婚旅行で行ったモルディブのホテルの思い出が非常に強く、そのホテルを思い出させるような住まいになっています。そしてそのモルディブのホテルはシェラトンホテルだったのですが、そのシェラトンホテルで入った浴槽がホーローのキレイな浴槽だったそうです。それで今回もホーローの浴槽を希望されていましたが、偶然選ばれた浴槽は広島市のシェラトンホテルに使われている浴槽という事が判明!偶然の一致ですが、クライアント様はこれからお風呂に入る度に、新婚旅行で行ったモルディブと、こちらの工場を見学された事を思い出されるでしょう。そんな人生のストーリーを創るお手伝いをさせて頂けたらと思い、これからもこのような見学ツアーを続けて、本当の意味で『みんなで創る家づくリ』を実現して参りたいと思います。
アトリエボンドの事業は京都府の承認を頂いた事業です。
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