中央工学校OSAKAで授業でした。
2012年 06月 25日
自分が今教えているのは建築設計科のリノベーションの授業です。リノベーションとは建物を『刷新・改善する』という意味ですが、学生には建物をリノベーションするだけでなく、その建物をリノベーションする事によって、何がリノベーションされるのか?という事を考えさせています。
確かに授業の非常勤講師としてはそんな事を望まれていないと思うのですが、自分としては自分が学生に教えると言う事は、これからの建築人生が楽しいものであるという事を教えることと、建築業界で潰れずにやり遂げられる精神力を付けてあげること、就職を誰よりも有利にさせてあげること。
この3点を重点的に教えています。

今日は課題発表!学生は正直ありきたりな計画を持って来ました。しかも内容がほとんどないもの。でもそれは、考え方を知らないからです。考え方・発想することを気づかせないといけません。課題に対してどのようにアプローチしたらいいのか?コンセプトとは何か?ターゲットはどう設定したらいいのか?そういう事を教えてあげて初めて課題に取組める環境が整うと考えています。
しかし今教えている学生はなかなか発言が出て来ません。しかしそれもどこか『間違った発言をすると恥ずかしい』という意識が働いているからです。そこは出来るだけ何でも肯定して意見をたくさんあげさせます。途中でディスカッションタイムをとり、一人のプランに対してみんなで考えて意見を述べる方向に変えました。そうすることで、自分の計画も客観的に見えて、発言する楽しさが出てくると考えたからです。
そして飲食店という計画だったので、飲食店を計画する上で何が大切か?実際に自分がオーナーになったつもりで、またある時はデザイナーになったつもりで考えさせました。
普段ブランディングでクライアントにヒアリングする内容をそのまま教えています。

次に計画についてのアプローチの仕方を教えました。ここでも考え方・発想の仕方を誘導しました。全て教えてしまうのは簡単ですが、考える力を今のうちから養っておかないと、学生はいつまで経っても考えようとせず、答えを待つ癖がついてしまいます。それより考え方やアイデアを誘導してあげる事によって、学生に考える力を身につけさせて、考える事が楽しいという癖をつけていきます。
すると意見がドンドン出て来て、ブラッシュアップされました。そして具体的な計画概要も出来上がり、最初に聞いたコンセプトから比べるとかなりよくなったと思います。
意見を述べる環境が整うという事は、学生と講師のコミュニケーションも円滑になって来ます。コミュニケーションが円滑化してくることにより、学生に更なる自信をつけてやれますし、人とコミュニケーションとる重要性も教える事が出来ます。これは就職活動や会社に入った時にも有効となります。単なる授業だけでなく、社会に出た時に役立つ方法も同時に勉強出来るのです。今日は結果として、授業が終了して10分経っても、学生は部屋を出る事なく、質問してきたり話を聞いてくれました。
自分は教師ではないので、教えられることと言えば、自分が勉強して来た事、体験して来た事だけなのです。しかし今の学生は非常に純粋で、言った事を素直に吸収して、どんどん成長してくれています。どちらにしても建築の仕事というものは、時間もかかりますし、実務に付けば帰りも遅く不健康な業界です。しかし同じ業界で同じ時間を長時間するなら、いつも楽しく仕事ができる方がいいですよね?当然働く環境についても同じです。それを自分自身で切り開ける力を付けてやるのが自分仕事だと思っています。また来週の授業が楽しみです。乞うご期待!
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