木にこだわる理由
2012年 03月 09日
例えば・・・

木は昔から時間が経てば割れると言われていたのですが、木の特性を知ると木が割れないように乾燥が出来るそうです。昔から背割り(れ)が必要と言われていましたが、どうしても背割りをすると木が暴れるので、本来背割りが無い方がいいのです。ただ、割れている木をよく目にされる事もあると思いますが、構造的には問題ないと言われているので、ご安心を。木にストレスを与えないと上記の写真のように、木が割れません。

ただ、通常の乾燥方法では時間をかけても写真のように割れが入ってしまいます。

また木の太さとその内容も構造的には重要です。写真のように(見にくくてスミマセン)断面全体に赤みを帯びていると、木の中心部分の樹脂が含まれている部分が使われていて、水や虫にも強く構造上重要な部分でもあります。

写真のように中央は赤いのですが、辺材(周りの部分)は白い部分(白太:シラタ)が見えます。土台と柱の場合、特に水と虫に注意しなければなりません。漏水や湿気で腐りやすい環境にあるため、白太が多いと腐ったり、シロアリが食べてしまったりと、せっかくあった断面が削られて小さくなってしまいます。シロアリも赤みより白太を喜んで食べますので、そういう意味でも出来るだけ構造材に白太は避けたいですよね。
最近の住宅や現場を見ていると、建っている途中の柱・梁はどれもサイズが細くて、白い柱(ホワイトウッド)が使われているのがわかります。安価で流通しやすい木材ですが、50年建つ家の構造材かと言われると答えはどうでしょう?建築費用で木材が占める割合は、アトリエボンドの場合7〜9%です。1割も満たない材料です。それが家の中心にあり、家を支えています。昨今震災を機に住宅の性能について騒がれていますが、木の部分について触れられる事は本当に少ないと思います。建て売り住宅は確かに安価で買いやすい住宅ですが、30年持つかどうかと言われると難しいでしょう。それは業者と消費者の関係性がない住宅だからです。関係性がハッキリし、使われている材料にも配慮されていれば、震災等にも少しは安心して生活出来る住宅になるでしょう。是非一度、近くの建築現場をご覧下さい。












