みんなで創る家 床材工場を見学
2012年 03月 07日

深い山間の製材所。ここに山から切り出された木が運ばれ、加工されます。

大きな皮むき機です。ここでサイズを分けられ皮を剥かれます。

様々なサイズの木がありますが、どれも綺麗な赤みのある木々です。これを一つ一つ丁寧に加工して頂きます。

目が詰まった美しい断面。このような木をカットすると、本当に美しい木目の板がとれます。

外に置いてあった木が中に運ばれ、このように機械に乗ってそれぞれの行程の機械に運ばれて行きます。

事前にサイズを測った木が、二枚の歯が縦に回転したその間を通る事によって材木としてのサイズが決まります。

木を回転させ、そこにセンサーを当てて材木の直径を測り、そのサイズが瞬時にパソコンに送られ、どうすればキレイに材を木取り(きどり)出来るか考えてくれます。昔は人の手で全て墨付けされていたので、それを瞬時に判断し加工出来ます。便利な世の中になりました。

製材された材がキレイに並べられています。こうして置かれている様も美しく見えます。

製材過程で出た細かな端材は、牛舎に持って行かれ牛の寝床に、大半は製紙工場に持ち込まれ、紙となって再利用されます。木は全く無駄がありません。

木が伐採されたばかりの山。これだけ大規模に伐採されますが、これは全て人力です。ここだけはまだ機械が入るのは難しいみたいです。命がけの仕事です。

木は基本的には伐採されると葉枯らしと言って、切った斜面に3ヶ月〜6ヶ月間放置し、灰汁や水を自然に抜きます。これをするかしないかで、その後の材料の質が変わります。最近はしない山もあるという事で、少し驚いています。

見て下さい!この綺麗なピンク色の材を。これは自然乾燥ならではの美しさです。木にストレスを与えず、丁寧に乾燥させる事で、木本来の美しさをそのまま残す事が出来ます。

そして木を伐った後は、ちゃんと植林も忘れてはなりません。ちょうど植林される前の苗を見せて頂けました。これから伐採された地にまたこのような苗を植えて、環境を循環させます。
この木が育つのに約50年以上。それまでその木を伐った場所から出る木をしっかりと持たせないといけません。家を50年以上持たせるという事は、このように伐った山の木を50年かけて育てないといけない使命があるからです。家を建てようと思う人、家づくりに携わる人、山を守る人、それぞれに大きな使命が与えられています。この二日間を通して、今までよりも更に丁寧に家を設計しないといけないと感じました。この二日間ご案内頂きました皆様ありがとうございました。
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