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2009年 08月 28日
向日の兄弟 ごみ出さない家具作り おがくずを堆肥に、切れ端は雑貨

環境に配慮した家具作りを進めている戸村聡里さん(左)と健郁さん=京都市西京区の工場
京都府向日市寺戸町の建築デザイナーと家具職人の兄弟が、極力ごみを出さない木製の家具作りに取り組んでいる。製作時に出るおがくずを堆肥(たいひ)にするほか、不要木材は雑貨にして販売する試みで、二人は「限りある資源を有効に活用していきたい」としている。
建築デザイナーの戸村聡里さん(33)と家具職人の健郁さん(32)。健郁さんは途上国の森林開発の実情を知った経験などから、環境に配慮した家具作りをしたい、と聡里さんに提案。聡里さんにも消費者に喜んでもらえる家具作りをするべきとの思いがあり、経営するデザイン設計事務所に2008年7月、家具部門を設立した。
家具の材料には、国内の林業の活性化や自然環境の再生を目指して国産を多用。製作で出るおがくずは向日市の農家や南丹市の畜産農家に無料で引き取ってもらい、休耕田や牛舎で堆肥にしている。
また、家具の切れ端はスプーンやコースター、はし置きなどの雑貨に加工して販売している。売り上げの一部は、マレーシアの森林再生に協力しようと、日本マレーシア協会(東京)の「オランウータンの森基金」に寄付している、という。
こうした活動が注目され、家具展示会が9月上旬まで、広島県福山市で開催されている。また、年内に神奈川県鎌倉市でも展示会が開かれるという。
聡里さんは「近江商人の『三方よし』をモットーに、私たちの製品にかかわるすべての人たちに利益を還元できるものづくりをしたい」と話す。健郁さんは「ものづくりを通して多くの人たちと地球について考えていきたい」と意気込んでいる。
京都新聞洛西版2009年8月28日(金) 掲載
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