責任!
2009年 05月 13日

特に最近意識する言葉です。
先日以前からご依頼を何度も頂いているクライアントの物件に行ってきました。
公私共に親しくさせて頂いている方です。
いつも今後のヴィジョンや現状に付いてお話をお伺いしています。
その日は以前から問題になっている事のご相談。
建築業者が一番嫌いな''雨漏り''について。
その問題はその建物が建ってから一度オーナーの以前の使用者が増築した事が原因で発生。
増築の際にサンルームを作られたようですが、そのサンルームの中に屋根の樋を通したままにした事が発端!
天井裏に樋が通っており、その上にバルコニー。複雑にいろんな事が絡まってます。
その工事をしたのは、某大手のハウスメーカー(非常に有名!)。
何度も雨漏りしては修理、雨漏りしては修理のくり返し。
自分たちプロから見ても、よくこんな工事をしたなぁ〜。
と思うほどいい加減な工事。がっかりします・・・。
ある時期まで(現在のオーナーが使用している時)は何度か担当者が来てましたが、
とある時期から大手メーカーお得意の奥義が炸裂!!!
・・・担当者に連絡すると・・・。
○○は配属が代わり、資料が残っておらずご対応しかねます〜。
これっきり何度電話しても来てくれなくなってしまったとの事。
それで補修出来るかどうかわからないという事を了承頂き、こちらでこれまで2社の工務店に見て頂いたのですが、それも数回に渡って・・・現在も解決していません。
最終手段として、梅雨時期の毎日雨が降る日を狙って、雨が降って漏っている時に天井を解体して、原因を探る事になりました。ここまで来ると大変な仕事です。
この工事をした業者もこの工事をしてしまった以前の使用者に責任があるのですが、やったもの勝ちみたいに責任を取れない人が多いことが非常に残念です。
当然自分もノークレームではありませんが、責任は取らせて頂いているつもりです。自分の場合は通常施工に関しての問題は、施主と施工会社が直接連絡をとって頂いて、解決して頂くことが多いと思うのですが、たいていのクライアントの皆様は自分に連絡をして頂き、自分がより良いと思う方法を施工会社に伝えて補修して頂いたり、施工会社と相談して、クライアントにとってベストな方法を考えて報告させて頂いております。
当然補修にも最終的には立会い現場を確認しています。
正直非常に手間のかかることですが、自分がご依頼頂いた仕事なので、逃げる事も出来ない(逃げるつもりもありませんが)ので、一緒に考えさせて頂いております。
作る側に当然責任はありますが、お金を払って依頼する側にも当然確認するという責任はあります。
たまにプロだから任せたのに!とおっしゃって、図面や書類・資料に目を通さず、
現場にも立会わないでクレームをおっしゃる方もいらっしゃいますが、
プロもお客様の気持ちを全て理解することは出来ません。
不明な点やわからない事は話して頂かないと、プロも何がわからないのか理解出来ません。
お互いに歩みより、問題に取組もうという姿勢が大切なのだと思います。
そういった事によって現在では、クライアントのビジネスの相談やアドバイスなどにもご相談頂いたり、
ご家族の将来設計等のご相談を頂いたりと、1回だけでなく複数回に渡りご相談頂いている方が、
非常に多いのは有難い事だと思っております。
なにぶん完璧な人間ではありませんので、問題も生じますが、お互いに責任を取れる関係で、お仕事をさせて頂きたいと思います。
※写真は上記のクライアントの大屋根に水が染み出して来ているので、塗装をさせて頂きました。その確認に写真を撮った時のものです。非常に暑く夏の様にキツい日差しでした。
「ツマヨウジから建築まで・・・」
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