建築漬けの旅3
2007年 05月 02日
ここは関西国際空港の建設時に埋め立て土として削られたハゲ山の跡地利用として建設されました。当時は見てられないほど不細工な風景だったそうですが、安藤氏の手によって大きく変貌しました。
ホテルにチェックインした後、近くにある温泉に浸かり、美味しいディナーを楽しんだ後、誰もいないホテルの外部をゆっくりと散歩しました。ホテルの方から"夜景が非常にキレイですよ"と言われましたが、正直写真に残すのも困難な位暗く、人気もない外部は半分嬉しく、半分不安になりました。
写真はあの有名な貝の浜です。ホタテ貝は中身はご存知の通り美味しく頂けますが、貝殻は産業廃棄物で処分が非常に困難なのですが、こういう利用方法は実にいいのではないでしょうか?
"ゴミが美しい風景を創る"
そんな発想が実現すれば地球はもっと美しくなるのかもしれませんね。
安藤建築の魅力は回遊の楽しさもあると思います。細い通路を抜けると広い空間があったり、ぐるぐると目の回るような空間があったかと思えば、一直線に伸びた空間もあって、建築を見るだけではなくて、感覚で空間を楽しむ事が出来ます。
特にこのホテルの空間はヨーロッパの古典建築を彷彿させるような場面が多いです。これをわざとらしくなく表現出来るのも安藤建築の特徴ではないでしょうか?
約2時間に渡りゆっくりと夜の安藤建築探訪を楽しみ、部屋に戻って、一日目が終了しました。
ウエスティン淡路が安藤建築とは知りませんでした。
こうやってツマヨウジさんの旅行記を見ていると、
近場にもこんなにいいところがあったんだな~、て思います。
淡路島は子供の頃に行ったきりで、食べ物などが美味しいイメージはあったけど、こうやって観るものもあるんですね!
この旅行記をもとに、私も日本に帰ったらこの夏、ちょっと淡路島まで
一人旅してみたいです♪
二日目も楽しみにしてますね!!
淡路島そしてこのウエスティンホテルはオススメです。
自分も淡路島は今まで「通過」するだけだったのですが、
今回の旅でハマってしまいました。
ぶらっと一人旅にいいのではないでしょうか?