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旅とデザイン 京都から世界へ・・・

国内外を旅をしながら、デザインとブランディングで各地のみなさまのお役に立つことを目的とした事務所です。デザインが人々にとって価値があるように、またデザインさせて頂いた地域が元気になることを心がけています。


by atelier-bond

半年点検

住まいは建った後が本当のスタートです。



先日昨年竣工した西脇の家の点検に行って参りました。半年越えてしまいましたが・・・。
木を使った住まいや既製品を使わない住まいは住まい方がマンションや建売住宅とは違うので、その辺りが間違っていないか?そういう確認作業も必要なのです。

例えば床の手入れの仕方。無垢の杉は特に傷がつきやすいのですが、それよりも2〜3年後の汚れが一番目立って汚い状況が出来ます。それを越えるとツヤが出て来てアジが出るのですが、それを待たずに研磨したり変に塗装をすると余計醜くくなる事があります。あと、木は静電気を帯びないので、誇りが固まって転がります。これは静電気にくっつかないので、誇りがちょっとした空気の流れで動くのです。たまにこれを『木の家になってから誇りが多くなった』と錯覚しますが違います。

そんな色んな疑問が出るのも半年位のことなので、定期的に点検とお話をお聞きします。
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クロスの壁ではないので、いろんな所にお子さんの作品を飾る事が出来ます。しかも押しピンの痕も気になりません。壁面がちょっとしたミュージアムのようになります。
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以前の住まい(ハイツ)より広くなったので、お子さん達が走り回っています。楽しく住んで頂けてうれしいですね。お子さんも元気でした!
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出会った頃は生まれて間もないお子さんも、今では一人でプラレールを扱える程大きくなっていました。竣工したときは声は出せるもののお話は出来ませんでしたが、今では『こっち、こっち』と手招きしてくれます。
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是非見て頂きたいのが、こちら新しく買われたストーブなのですが、『西脇の家』は高さ6mの吹抜けがあり、その面積は畳10帖程度。延床面積も30坪程度なのですが。真冬の昼間でもこのストーブ一台で済みます。朝や夜はエアコンも併用されていますが、2時間も付けたら消しているそうです。何よりもうれしかったのが、光熱費が以前住まわれていたハイツ(面積約半分)に比べると、1/2程度だということです。しかも一年通して安定しており、お友達もこの家に入ると『何でこの家暖かいの?』とおっしゃるという事で、本当に良かったです。太陽光パネルも床暖もありませんが、最低限の設備投資で光熱費が新築にして半分近くになるってスゴイですね!


とりあえず、自分が描く理想に近い住まい(エネルギーに関して)になっていて良かったと思います。その他小さな問題はあったものの、ほとんど解決出来そうなので良かったです。何よりご家族の皆さんが喜んで下さっていたのが何よりもうれしいことでした。





西脇の家の竣工写真はこちら












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by atelier-bond | 2013-03-12 23:51 | ★西脇の家 | Comments(0)